こんにちは。
テクニカルディレクターの横山です。
先日、シェイクダウンと初のテスト走行を株式会社いすゞ北海道試験場様にて行わせていただきました。
電装の改善などが功を奏して、エンジン系はノートラブルで走行でき走行時間を有意義に使うことが出来ました。
一方で、サスペンション関連では改善点も何点か見つかり、次回のテスト走行も3週間後に迫っているので製作を頑張る必要が出てきました(笑)
ただ、去年より1か月以上早いシェイクダウンによって大会前に改善できる余裕が出来たことは良かったですね。
話は変わりますが、いすゞ北海道試験場様の立地するむかわ町の名産といえば「ししゃも」です。
給食などで食べるししゃもが、特に卵の食感が苦手で何度かむかわ町には行っていますが、自分は敬遠していました。
しかし、最近知ったのですが給食などで出るししゃもは正確にはししゃもではなく、カペリンなどと呼ばれる魚だそうです。(知っている人も多いんですかね?)
卵の食感もなめらかで美味しいらしく、今更ながら食べてみればよかったと後悔しています…
ししゃもの旬は秋だそうなので、今年は食べてみたいですね。
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新年のご挨拶
明けましておめでとうございます。
昨年度はコロなウイルスの流行というイレギュラーの中でも変わらずご支援していただいたスポンサーの皆様、先生方には深く御礼申し上げます。
本年も引き続き宜しくお願い致します。
今年度プロジェクトリーダーの細田雅人です。
例年は地元に帰省し、家族とともに年を越しておりましたが、今年は札幌に残って新年を迎えました。
新年を清々しい気持ちで迎えるべく、昼間は部屋の大掃除をして過ごしておりました。おかげさまで物で埋もれていたフローリングとおよそ半年ぶりの再開を果たすことが出来ました。
こうして新年を迎えまして、どうせなら初日の出も見てやるぞと思い、張り切って徹夜までしておりましたが、元旦の札幌はあいにくの曇り。新年早々出鼻をくじかれてしまいました。
このままでは消化不良感が否めないので、初売りに服でも買いに行こうと重い腰を上げ、雪がやや激しく降る中、めったに行かない札幌駅へ向かいました。到着して見渡してみると、とても新年とは思えないほど人が少なく、「今日は皆家で過ごしているのかなあ」と呑気に散策をしておりました。こうして服屋へ向かいましたが、そこには「新年営業は1/2~」という張り紙が。どうやら「働き方改革」の風潮が強まり、多くの店で元日は休業にしているそう。またしても空回りをし、何とも言えない感情を抱きつつ、しばらくの間亡霊のように駅をさまよっておりました。柄にもないことはするもんじゃないですね。
幸先の悪いスタートとなってしまいましたが、この不運を払拭できるような最高の結果、全種目完走を目指し2023年も活動をしていきたいと思います。
昨年の10月にプロジェクトリーダーに就任し、約3か月が経過しようとしております。この3か月間、様々なことがありました。チームの発足、目標決定、車両設計、他チーム様主催の講習会、スポンサー様へのご挨拶、などなど。振り返ってみると、こうした経験の中で学生フォーミュラという活動が自分の生活の中で大きな存在になっていったのを実感します。
スポンサー様へのあいさつ回りでは、成績が伸び悩んでいる弊チームに対しご支援を頂けるのか、といった大きな不安があり、かなりの緊張を抱えていたのを覚えています。しかし、皆様からは、温かなアドバイスや、更なるご支援のご検討、活動への心からの応援などを頂き、弊チームの活動を心から応援してくださる熱い想いがそこにはありました。
また、弊チームの半数を占める1年生も、経験不足を言い訳にせず夜遅くまで作業を頑張っていたり、私の作業の手伝いまでしてくれて、心強さを感じると共に、自分の励みにもなっております。
学生フォーミュラという活動は、チームメンバーやスポンサーの皆様など、多くの方々によって支えられている活動であります。それと同時に、自分たちで定めた目標に向かってチーム一丸となって取り組める最後のチャンスであると考えております。
活動を支えてくれる存在への感謝を忘れず、この貴重な経験が自分の人生の糧となるように、最大限の努力をして今年も活動を進めていきたいと思います。
2023年もFHTをどうぞよろしくお願いいたします。
モータースポーツはスポーツです!!
こんにちは。
テクニカルディレクターの横山です。
昨年と一昨年はアンダーパネルを担当していたエアロ部門員でしたが、今年度はエアロ部門がシャシ部門と統合したためボディ部門の所属になりました。
今年の担当パーツは、「サスペンションジオメトリ」と「アップライト」の担当になりました。
サスペンションジオメトリについては知らないことも多く、色々な資料を漁り学習しながらの設計のような形になりました。
昨年までのアンダーパネルの設計方法とは、CADの書き方から何まで違ったため大変でしたが楽しく設計できました。
話は変わりますが、現在ドライバー候補全員でシミュレータ練習をしています。
各々に課題が与えれられ、それを1週間でクリアできるように練習するといった形でかなり盛り上がっています。
そこで、ドライビング技術には、「こう走りたい」というイメージだったり車両の特性を掴む…など色々あると思いますが、「ペダルの操作」に絞って今考えている仮説?のようなものを話したいと思います。
レーシングドライバーの野尻選手がお話されていた内容で、ブレーキのリリースの際は「親指から小指に移す感覚」という様な話がありました。
これを実際に自分でやってみてこの操作のメリットは2つあると思いました。
①微妙の操作がしやすい
②ブレーキのリリース量が足指のどこにあたっているかで感じやすい
①微妙な操作がしやすい
なぜ微妙な操作がしやすくなるのか…これは足首の関節に理由があります。
ただ真っ直ぐ足を動かすとすると、膝という微調整のしにくい関節や、背屈・底屈といった可動域の少ない動作になってしまいます。
これに回内・回外の動作を加えることで微調整がしやすくなるといったメカニズムです。
②ブレーキのリリース量が足指のどこにあたっているかで感じやすい
実際にやってみてこれが一番メリットを感じました。
膝のストロークは感じずらく、自分がどれくらいブレーキをリリースしているか感じづらいですが、足のどこで当たっているかという比較的正確な感覚でブレーキのリリース量を掴むことが出来ます。
人間の感覚は日によっても違いますし、完全に同じ動作をすることはできませんがこのように「どこで」感じるかによってもその振れ幅は抑えられる、もしくはどのようにズレているのか感じやすくなるのではないか…と考えながら練習しています(笑)
人間は関節を支点とした回転運動しかできない生き物なので、ただ「真っ直ぐ動かす」だけでも沢山の関節を駆使して動かしています。
こういった体の動かし方が大事になってくる…まさにスポーツですよね!
FH-17 プロジェクトリーダー挨拶
こんにちは。
このたびFH-17のプロジェクトリーダーに就任しました細田雅人と申します。
まず初めに、ホームページ・SNS等の更新が滞っていたこと、大変深くお詫び申し上げます。
昨シーズンも、多くのスポンサー様・OB様のご支援をいただき、チームが長年できなかったエコパ試走会への参加および4年ぶりの動的種目の参加をすることができました。スポンサー様、並びにOB様には感謝申し上げます。
念願だった動的審査の出場を果たせた一方で、騒音テストを初めとする車検対策が不十分だったこと、冷却性能が不十分だったことが原因でオートクロス・スキッドパッドに関しては出走ができず、エンデュランスについては9周目でリタイアとなるなど非常に悔いが残る結果となりました。
静的審査に関しては、プレゼン審査は全体16位と好成績を収めた一方で、コスト審査、デザイン審査については取り組みが遅く、思うように得点を伸ばすことができませんでした。
このような結果になってしまい、日頃よりご支援していただいている皆様には深くお詫び申し上げます。
昨年度の反省を生かし、今年度はシェイクダウン時期を4月まで早め、走行機会を増やし、マシンの不安要素の撲滅、余裕を持った車検対策、セッティングによるマシンの熟成を徹底していきたいと考えています。
コスト審査、プレゼン審査については、静的交流会等で他チーム様の取り組み体制を学び、早期対策を徹底していきます。
昨年度の悔しさを忘れずに、今年度は全動的種目の完走を目指し、メンバー一同誠心誠意努めさせていただきます。
今後とも、フォーミュラSAE北海道チームの応援をよろしくお願いいたします。
③新入生自己紹介
はじめまして。農学部生物環境工学科2年の勝野凌世です。出身は愛知県で,「農学部といえば北大かな」という安直な考えと北海道へのあこがれを理由に北大までやってきました。全学は原則対面授業となり多くの学生でにぎわう北大をみて,やっと「大学生活」が始まったんだなと感じています(未だに私の学科はほぼオンラインなので学科内のつながりは希薄ですが…)。
基本的には自堕落な生活をしていますが,大学に入ってから始めた山登りが趣味です。今年はもっと多くの山に登って少しずつ経験値を積んでいきたいと思っています。
実は去年から「フォーミュラかっこいいな~入ってみたいな~」と思っていたんですが,コロナや成績のこと,知識が全くないことなどを気にしてなかなか踏ん切りがつかず,気づいたら入部しないまま1年が過ぎてしまいました。2年生になって何か新しいことを始めたいと思ったときにフォーミュラを思い出し,入部を決めた次第です。
僕の今までを少し振り返ってみると,高校を選んだ時も,北大を目指し始めたときも,学科を選ぶときも「かっこいい」という直感を大事にしてきました。今回の入部も例にもれず,「フォーミュラかっこいいな」という単純な理由で決め(てしまい)ました。車に関して全くの無知ではありますが,これから頑張っていきたいと思います。よろしくお願いします。