ボディ班新2年の佐藤です。
紆余曲折あって「工学部応用理工系学科 応用物理工学コース」に移行することになってしまいました。
「突然なんのこっちゃ」という方に向けて説明すると、我らが北海道大学には「総合入試」なる制度があるのです。総合入試というのはざっくりまとめると、『文系または理系の総合入試枠で受験し、本人の希望と1年次の成績によって学部に移行できるシステム』
です。
入学後に進学する学部をじっくり考えてから学部に移行することができるのがメリットです。が、元から希望学部・学科が決まっている場合にはこのメリットはほとんど意味をなしません。
(まあ入学してから気変わりする人にとっては良い制度でしょうが...)
そんでもって僕は後者なので何の恩恵も受けられなかったわけです。まあこのことを分かっていながら北大の総合理系に進学した僕も僕ですね。
ここで注目してほしいのは「本人の希望と1年時の成績で学部学科が決まる」という点です。つまり成績が悪いと不人気なところにしか行けなくなります。機械知能工学科はほぼ平均的な成績かそれよりちょっと低い成績を取れば移行できる、といった感じです。
なんですが、思うように成績が伸びなかったために第1志望の「工学部機械知能工学科 機械情報コース」には入れず「工学部応用理工系学科 応用物理工学コース」に移行する流れになりました...。
移行先がここに決まったときは発狂モノでしたが、まあ応用物理コースも面白そうなので、今となってはこれはこれでよかったかなと思ってます。
まあそんなわけで今後ともよろしくお願いします!
さて、第1志望の移行先に行けなかった話はこれぐらいにして学生フォーミュラの話に移ります。
今日の作業はフレームにエンジンマウントとステアリングコラムを付けるというものでした。ステアリングコラムというのは簡単に言うと「ハンドルの根元」にあたる部分で、FH-13ではフロントフープ(ドライバーの前にあるパイプ)の平面上に付いています。
(エンジンマウントはエンジンを固定するためのパーツです。詳細は割愛)
で、そんなステアリングコラムをフレームにつけるためにはその間にパイプを取り付ける必要があり、そのパイプの形の調整(=すりあわせ)をやっていました。
その時に奇跡が起こったのです!!
普通であればパイプを削っては確認し、また削っては確認し...という作業なのでかなりの時間がかかります。なのにその「すりあわせ」をなんと1回で終わらせてしまったではありませんか!!!
それを成し遂げたのは......
高野先輩!!!!
(実は井の中の蛙だったりして...と思わなくもない。)
いやあ... 本当に尊敬しますわ... ヤバいです。
その後もテキパキと溶接を済ませたり、本当に凄かったです。
惚れました。
もちろん適切な意味でですけど。
(こうして見ると僕の語彙力は壊滅的ですね...)
ただ、ガレージから部室に帰る時に廊下で唐突に下ネタをかましてきたので萎えました。本当にヤバいです、先輩。
まあ個性的な先輩がたくさんいるよーというお話でした。

↑出来上がったステアリングコラムと意地でも映り込もうとする高野先輩
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2019.03.30
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こんにちは
パワートレイン班の高野です。
本日も私からのご支援の報告です。
本日は、GRガレージ札幌厚別通様よりご支援いただいた燃料レギュレーターを受け取りに行って参りました。

今回は、昨年のテスト走行の際、燃料レギュレーターで燃圧の調整が行えず、その後燃料ラインを調べてみても特に不具合が見つからなかったため、新品部品への交換となりました。
GRガレージ札幌厚別通様は、
認定スタッフのGRコンサルタントが常駐するお店で、GRシリーズやGRパーツの説明は もちろんのこと、
クルマファン拡大のため「町一番の楽しいクルマ屋さん」を目指し、クルマの話を気軽にできるお店をコンセプトにしています。
(GRガレージ札幌厚別通様のホームページより引用)
私は、今回初めて入店したのですが、
店内には、2台のスープラが展示してあり、他にもレーシングシュミレターやきれいなパーツが陳列され、
クルマ好きなら誰でもワクワクしてしまう空間でした

是非、札幌に来られる方や、札幌に住んでる方には一度訪れてもらいたいお店です。
改めまして、GRガレージ札幌厚別通様
本日はお忙しい中対応してくださり、
また、燃料レギュレーターを支援価格にて手配いただき誠にありがとうございます。
2019.03.30
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お久しぶりです。春から工学院のM1になる予定の井口です。
無事に(?)フォーミュラ4年の同期も全員無事に卒業することができ、理系一同は全員大学院に進学、マネジメントをやってくれた文系の2人は春から社会人になり、それぞれがそれぞれの進路に進みます。
とくに、卒業してしまう文系の同期2人と会えなくなってしまうのは非常にノスタルジックであります。学生フォーミュラという特殊な活動をともにした仲間が去ってしまうのは非常に寂しいものです。卒業してしまう経済学部の2人の仲間のことを、思い出すと、あれからもう何年も経ってしまったのだなと感じます。

卒業証書を手にとってパシャリ。
途中から入部してきた2人は髪を金髪に染めていて、ファッションはまさに小沢健二とスチャダラパーのスチャダラパーの方みたいなやつが入ってきた...。と理系の陰キャだった僕はめちゃくちゃにビビッていました。
そんなスチャダラパーたちも、春から立派に社会人として働き始めると考えると、感慨深いものです。
彼らは持ち前のコミュニケーション能力や合理的な思考力、時に人間としてあるべき方向性を大切にしつつ、FHTに数々の改革を残していってくれました。今のFHTがあるのは彼らの活躍が大きいです。そんな、彼らでも具体的な解決策を提示することができず、まだ課題として残っているものが1つあります。
それは、支援を頂いているスポンサー、個人、先生方へのメリットが少ないのではないかということでした。
これは、今でもチームとして、考えていかなければいけない課題であると感じています。
確かに学生フォーミュラという活動はF1やWRC等と比較してメディアの注目度も低く、単純な広告効果は期待できません。その点で、頂いた支援に見合う何かを、いかにして支援者に返していくことができるのかということが課題となります。
ひとつ、参考にできるものとして、欧州等のF-SAEでは産学連携の様な形で、学生フォーミュラカーのエンジンの共同開発、また自動運転技術の開発が行われている様であり、これは確かに大学側も支援を行う企業側もWin-Winな関係となっていると感じるものです。
北海道大学フォーミュラチームとしても、上記のような方法やまたそれ以外の何らかの方法によって、チームとして支援を頂いている企業、個人、そして北海道という土地に貢献ができないかということ考えていかなければならないと感じています。
大会で結果を出すことが支援を頂いている皆様への一番の恩返しであることは言うまでもありませんが、大会への出場が難しい今だからこそ、大会で車両を走らせるだけではない、北大ならではの学生フォーミュラ活動を何か新しくできないか模索中です。
そんなことを漠然と考えている、まだギリギリ大学4年生の井口がブログを担当いたしました。
2019.03.30
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こんにちは
パワートレイン班の高野です。
先日、FCデザイン株式会社様よりインライン型燃料ポンプ(インジェクション用)・ホース継手仕様を支援価格にて提供いただきました。
この燃料ポンプは、小型かつ軽量で、従来使っていたポンプの、重量と大きさ共に約半分となります。
特に、四気筒エンジンを使用している弊チームのマシンでは、リア廻りの省スペース化に繋がるこのような製品は大変有り難いです。

FCデザイン株式会社様は、
モーターサイクル向け商品、エコラン向け商品、動力計商品の他に、小型エンジンの開発、計測制御にかかわる特注機器の開発も行っております。(FCデザイン株式会社様のホームページより引用)
改めまして、FCデザイン株式会社様 この度は、インライン型燃料ポンプをご支援賜りまして、誠にありがとうございます。
大切に使わせて頂きます。
2019.03.29
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こんにちは。
ボディ班の近藤です。
本日NTN株式会社様よりご支援いただいたベアリング(転がり軸受)が届きました。

転がり軸受は、外輪と内輪の間に転動体(玉やころ)で構成され、転がり摩擦で作動するベアリングです。使用している転動体によって、玉軸受(ボールベアリング)、ころ軸受(ローラベアリング)に大別され、受けることのできる荷重の方向によって、ラジアル荷重を受けるラジアル軸受と、アキシアル荷重を受けるスラスト軸受に分かれます。(NTN株式会社様のホームページより引用)
弊チームでは、頂きましたベアリングをホイールの回転部品から、ステアリング系統などに使用させていただきます。
NTN株式会社様、毎年のご支援ありがとう御座います。大切に使用させていただきます。
今後とも、フォーミュラSAE北海道チームをよろしくお願い申し上げます。
2019.03.25
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どうもこんにちは。エアロ班1年小野寺です。
僕は5日ほど前から山形県に免許合宿に来ております!
とる予定の免許はもちろんMT!連れの濱崎と一緒に慣性ドリフトを極めつつある毎日です。
しかしながら僕たちがいない間にもマシン完成に向けた作業は着々と進んでいます!
乗り遅れないように早く北海道に戻りたいのですが、合宿が順調に進んだとしても帰ることができるのは4/3とのこと......。゚(゚´Д`゚)゚。
大変だ!早く戻らないと作業に貢献できない!
僕が落ち着きをなくしているのをみて濱崎はこう声をかけてくれました。
「俺たちが今できることをしよう」
山形の美味しいお米を紹介します。
山形のお米といったらまず一番に挙がるのは「つや姫」ではないでしょうか。
僕たちの泊まるホテルのごはんにもつや姫が使われているのですがこのお米、本当に美味しい。
お米の甘さ、艶、粒揃い、どれをとっても惚れ惚れするくらいの質の高さ。
冷めても美味しいのでお弁当にもぴったりです。
また僕は「はえぬき」もオススメします。
お米は食感を楽しむ食べ物でもあります。
弾力があってもちもちしたお米が好きな方にとっての理想郷、それはこのはえぬきです。
お米以外にもそば、芋煮、米沢牛、さくらんぼ、ラフランス........まだまだ美味しいものがあります。
みなさん次のゴールデンウィークは美味しいものたくさんの山形にいらしてはいかがでしょうか。
↓P.S. PLカラーリング練習中です!

2019.03.24
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こんばんは,M1の久々津です.お久しぶりです.
最近はずいぶん暖かくなってきました.これを書いている東京でも今日,桜の開花宣言がありました.札幌の雪もだいぶ少なくなりいよいよ春が来たという感じです.
最近は就活で活動にはあまり顔を出せてはいませんが,せっかくブログ更新の任を仰せつかったので簡単に新入生の皆さんへのメッセージを書こうと思います.
さて,国立大学後期入試の発表も終わり,高校生の皆さんはそろそろ進路が確定したころだと思います.望んだ結果もそうでないものもあるとは思いますが,ひとまずお疲れさまでした.
北海道大学に入学する皆さんとはこれから始まる新歓の時期には,たくさんのサークルや部活と出会うと思います.FHTは大学の団体の中でもかなりユニークな経験ができるサークルですので,是非新歓で見に来てください!!
多くのサークルや部活の中からFHTを選んでくれることをチーム一同お待ちしております.

(適当な写真がなかったので,先日行った横浜の写真を載せておきます)
2019.03.21
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こんにちは、FHT4年の今井です。
無事(?)に卒業、進学が決まり、4月から大学院生になります。
後輩たちも、全員が全員無事というわけではありませんが
学部学科配属、研究室配属が続々と決まっていっています。
待ち受ける新生活、そしてこの時期になると毎年話題に上るのは
「新入生の勧誘」についてでございます。
ビラのデザイン、新歓PV、その他新歓イベントなど考えなければ
ならないことが意外とたくさんございまして、
また、このようなチャラついた(?)イベントは、工学部系の硬派(笑)な
僕たちにとっては苦手分野でもあるので、これが中々悩みの種なので
ございます。
また、車両の製作作業も並行して進めなければならないため、割ける
人員が限られており両立が大変です。
でもまあ頑張りますので新入生の方や弊チームに興味のある在学生
の方はぜひぜひ気軽に見に来てください。
目玉イベントといたしましては、今年度もトヨタカローラ札幌様の車両
の展示がある予定ですし、ほかにも新歓期間中にはガレージ見学や
作業体験、ごっつぁんなどやっており、
車に少しでも興味のある方(特別な知識がなくても)やものづくりに
興味のある方にはとても楽しめる内容となっておりますので、
入るかどうかは別にしても来てみて損はないと思います!
たくさんの方々が来てくれるのを楽しみに待ってます!
2019.03.18
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こんにちは
ボディ班の村上です。
自立に向けて作業にいそしんでいる日々、突如悲劇が起きたのが先週の土曜日のことでした。
さぁご支援頂いたガスレンズを取り付けようとしたところネジが全部つぶれてしまうではありませんか。
突然の出来事にも関わらず、早急且つ丁寧な対応をしていただいたのが株式会社ダイヘンテクノサポート様でした。
お陰様で、3月15日の金曜日には溶接機が復旧しました。
せっかくの新しいトーチですから気持ちも一新して、自立に向けて励んでいこうと思います。
改めまして、株式会社ダイヘンテクノサポート様 トーチとガスレンズのご支援を頂き誠にありがとうございました。

2019.03.18
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こんにちは
東北をぐるっと1週間旅しておりましたボディ班の村上です。
ご報告が遅れてしまいましたが、先日株式会社プロジェクトミュー APP様よりPTFEホースとAN変換アダプター、3WAYコネクターのご支援をいただきました。
PTFEホースとは摩擦抵抗の少ないPTFE(テフロン)チューブにステンメッシュを被覆した耐圧性に優れたホースです。主に競技用車両のブレーキ、クラッチの油圧ホースとして使用され、高温・高圧の厳しい状況下でも常に一定のフィーリングをドライバーに与え続けます。(APP様のホームページから引用)
今年度は、フレーム設計が大きく変更されたことに伴い、ブレーキホースの長さも最適化しました。
そのため、コンセプトでもある軽量化を実現できそうです。
改めまして株式会社プロジェクトミュー APP様この度はご支援いただきまして誠にありがとうございました。

2019.03.16
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