こんばんは!オラ!
さて、北海道大学工学院修士1年の井口直輝です。
クリスマスも終わり、いよいよ年末を迎えるといった所でしょうか。やはり年の瀬には色々と一年間を振り返る人が多いことでしょう。
先週、ふとモナコとフランス、スペインに行ってきました。モナコといえばF1です!モンテカルロ市街地コースで学んだことをFHTに還元...。するつもりなど微塵もなく、ぼんやりとした閉塞感を打開しようとヨーロッパまで足を運びました

コート・ダジュールでフォーミュラ1の数々の名勝負が繰り広げられたことは言うまでもないでしょう。実際に行ってみると、レースをするような場所ではないことがよくわかります。

これは私が描いたピカソのピアノ。

やはり、モナコやスペイン、フランスに行くとその美しい街並みに心を打たれます。
ヨーロッパの魅力といえばその古代から残る町並みです。百年超えの建物は当たり前の世界。中には数千年の歴史を刻んだ建物や彫刻、教会などが現存しています。ヨーロッパの建築は石材から作られるものが多く、長い風雨に耐えられるのでしょう。さらに地震などの天災も少なく、土地が安定しているのも要因にあるのではないでしょうか。
文化が保存される環境にあるヨーロッパは日本人の私達には非常に魅力的に見えます。人の一生の年月を超えた建築物を前に、私達何か非常に大きな畏怖を感じざるを終えないのは、その建物の背後に幾多もの人々の営みを想像するからであって、おそらく同じように日本に存在する屋久杉を私達が見たときに感じる感傷というものも、多くの場合、その屋久杉"自体"の持つ歴史そのものよりも、その屋久杉が過ごした"周囲"の持つ歴史を人々が読み解くために発生するのではないかと思います。
その点において、日本という国は、人々の営みの歴史の証拠を建築などにはあまり求めなかったように思われます。未だに新築の家が多く建てられ、そして築何十年の家が解体される現状を見るとそれは明らかでしょう。日本の気候や地形、建築様式がそれを許さない環境による要因が大きいのでしょう。
僕も通っていた浜松の小学校が取り壊しになり、全く新しい形に建て替えられました。耐震基準に満たないなどの理由はあるとは思いますが、小さい頃の思い出の場所が無くなってしまうというのは少し悲しいものがあります。
とすると、果たして日本人は何に文化的な一貫性や歴史を投影するべきなのか?と、ふと考えてしまいます。果たしてそれは自然なのでしょう。日本には四季があり、春夏秋冬、様々な季節の"色"を見せてくれます。さらに、ヨーロッパに比較して平地が少ない日本においては、山や海といった自然は長い歴史の中で、変わらない形で存在し続けています。実際に、日本の絵画や文学などは自然と密接に関わりがあることは明らかでしょう。
日本人の歴史を肯定するものは自然であるとしたら、それはヨーロッパの持つ建築と比較してどのような違いがあり、それらが私達の生活にどう影響を与えているのでしょうか?ひょっとしたら、ヨーロッパの持つ長い歴史よりも、日本の持つ歴史の一貫性のほうが自然を対象にしている分、ヨーロッパの数千年の歴史を超える、さらに長い年月を貫くような一貫性を持つのかもしれません。

まあ、いうても僕はヨーロッパに住みたいですけどね。
おわり
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2019.12.25
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こんにちは、マネジメント部門2年生の神谷です。
最近の札幌は、最高気温ですらマイナスのマークがついており、本州出身としては考えられない寒さと日々戦っております。
さて、この度ビー・ユー・ジーDMG森精機様から現金支援を頂きました。
より良いマシンを製作し、大会でより良い結果を残すために、今回のご支援を大切に使わせていただこうと思います。誠にありがとうございます。
ビー・ユー・ジーDMG森精機様は例年支援を頂き、弊チームメンバーも長期インターンシップでお世話になっている者も多く、我々にとってはなじみ深い企業様ではありますが、改めて企業紹介をさせていただきますね。
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ビー・ユー・ジーDMG森精機株式会社は1980年、北海道大学発のベンチャー企業「株式会社ビー・ユー・ジー」として札幌に設立、ハードウェアとソフトウェアの両方をカバーし、様々なプラットフォームにおいてシステムや製品の開発を行っています。
2015年「ビー・ユー・ジーDMG森精機株式会社」に社名を変更、DMG森精機ソフトウェア開発部門のGHQとして工作機械を制御するシステム開発を行っています。
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ビー・ユー・ジーのルーツは北大生が立ち上げたベンチャー企業だったんですね!
ご存じなかった方も多いのではないでしょうか。
また、現在ビー・ユー・ジーDMG森精機様は1~2月でインターンシップを募集しているそうです。
興味がありましたら、以下の会社紹介WEBサイトをのぞいてみてくださいね!
https://www.bug.co.jp/employ/
(とてもおしゃれなWEBサイトに驚くと共に、弊チームのリンクがあって嬉しい気持ちになりました)
最後に、ビー・ユー・ジーDMG森精機様のTwitterアカウントをご紹介して終わりにさせていただきます。社内外のイベント等について更新されているので、ぜひご覧になってくださいね!
https://twitter.com/bug_sapporo
2019.12.24
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こんにちは、エアロ班2年の小野寺です。
最近は積もっては溶けての繰り返しだった雪も常に積もるようになりました。
冬の寒さが身にしみておりますこちら札幌です。
話は変わりまして、先日北海道北広島市にある北海道シャーリング株式会社様より各部品の治具や部品に用いる鋼板のご支援をいただきました。

↑鋼材受け取りの様子(担当の坪井様と。小野寺は嬉しさのあまり鋼材を手放しません)

↑マシン製作において非常に大きな役割を担う鋼材たち
北海道シャーリング株式会社様はなんと
道内最大のコイルセンターとして様々な方面に品質の高い鉄鋼を供給している企業様です。そして弊チームにも多大なるご支援をいただいております。
学生フォーミュラでは一つ一つの部品の精度がマシン全体の性能に大きく関わってくるため、部品製作のための治具に用いる鋼板もとても重要になってきます。
ご支援いただいた鋼材を用いて速く、信頼性のあるマシンを製作します!そして何よりも大会で結果を残します!
北海道シャーリング株式会社様、この度はご支援誠にありがとうございました。
これからもよろしくお願いいたします!
2019.12.23
| Comments(0) | 支援報告
お久しぶりです。
溶接美女と紹介されて以来初登場の村上です。
さて、北海道もやっと気温の下がり、冬らしさが出る今日この頃。学生のみならず少し浮かれ気分になるのはきっと25日のアレのせいでしょう。
皆さんはいい恋をしているでしょうか。
私は相変わらず、金属たちの輝きに魅せられて、技術作業員の方と仲良くNC旋盤を使っております。
旋盤で一皮剥かれるステンレスの美しさたるや、はぁ、なんとも言葉に表すのはもったいない気がします。
皆さんも一度は金属の美しさに触れてみてはいかがでしょうか。イルミネーションを見るよりもなお美しい輝きが見れることでしょう。しかもそれが自分で創り出せるのですから、なんともロマンチックですよね。
さて、私が浮かれ気分なのにはもう一つ。年明けに製作が始まるみたいです。つまり、溶接ができるということです。溶接納めをまだしてませんが、いまかいまかと溶接初めを待っています。
来年も自分の好きなことをやっていきたいものです。みなさんも、いい恋をしてくださいね。
2019.12.22
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こんばんは。前プロジェクトリーダーの上田です。
新プロジェクトになってから、初めてのブログかと思います。
報告書でもご報告させて頂きましたが、皆様には、1年間大変お世話になりました。改めて御礼申し上げます。
さて、皆さんは”エルクラシコ”を知っていますか?
サッカーの4大リーグの一つであるスペインのラ・リーガの試合の一つである、「バルセロナ対レアルマドリー」のことを通称エルクラシコといいます。
伝統の一戦という意味で、英語の「The Classic」という意味です。(さりげなくポルトガル語圏3年在住&第2外国語スペイン語選択アピール)
バルセロナとレアルマドリーが世界トップクラブの一つであることは皆様ご存じかと思いますが、その2チームは実は同じリーグなんですね。
なので、1年間に2回は、通常のリーグ戦で対戦することになります。
普段のリーグ戦でそんな対戦が見られるなんて、贅沢です。
(逆にリーグが違う、例えばバルセロナ(スペイン)対マンチェスターユナイテッド(イングランド)は、国際試合がない限りほぼ見ることができないわけです。)
そんなエルクラシコが明後日19日の朝4時に迫ってきました。
自分はネイマールがいた時からバルセロナ派でしたが、最近、レアルマドリーに久保建英選手が移籍し、下部組織には16歳の中井卓大選手が所属しているため、だんだんとレアルマドリー派に寄って行っています。。。笑
レアルマドリーは数年後には中盤に久保建英選手と中井卓大選手の日本人選手2人が入るという夢のようなことが起きそうなチームです。
注目選手はやっぱりメッシ(バルセロナ)でしょうか。先日史上単独最多6回目の世界最優秀選手に選ばれましたね。
”神”と呼ばれるほど、メッシがいるのといないのでは全く別の話になり、生きている間にこんな選手はまた出てくるのだろうかと思うような選手です。
ローマ法王が、「メッシは神ではない。神と呼ぶのは神への冒涜にあたる。」と、神との区別を呼びかけるほどです。。。
個人的な注目選手は、アルトゥール(バルセロナ)です。
アルトゥールはブラジル人ですが、プレースタイルは今までの個人技王国ブラジルにはなかった中盤からボールをキープし、動かす、プレーメーカー。23歳でイニエスタのようなプレーができる選手。決定的なパスを期待したいものです。
そんな中のエルクラシコ、興奮で昼も眠れませんが夜も眠れませんが、次の日は1限なので、早く寝て、早起き頑張りたいと思います。
上田でした。
2019.12.17
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こんにちは
本日の活動報告をさせていただくのは
昨年度は5名程いた同期もだんだんとチームを離れて行き、ついに同期0人となってしまいました、3年の高野です。
まあ、3年にもなると、“就職どうしよー”,“研究室どうしよー”とか考えている人も多いので、サークルなんてやってる場合じゃないっていうのはよくわかります。というか、僕もそろそろ将来について考えて、準備し始めないとという感じがしますね
研究室配属はもうすぐだし、実は院試まで1年を切っていますし、ちょっと最近のんびりしすぎてるかなと、今ちょっと思いました。
改めて自分の進路についてよく考えるべきですな
それはさておきまして、本題に入りたいと思います。
突然ですが、ここ1年の活動を振り返りますと、前年度はサブリーダーという役職を頂きましてこのチームについて様々なことを学ぶ機会が多々あり、またチームとしても(人数的に)小規模なチームから大規模なチームへと変遷する過程で様々なブレークスルーを経験した1年だったと思います。
昨年度は、何と言いましても、大会に出場することができず、自分達の代であったこともあり大変残念でした。しかしながら、なかなか計画的に製作を進めることができ(所々パワープレーでもありましたが)、テスト走行も大方順調にこなし、今までできなかった車両の理解に関するデータを多く残すことができました。
大会に出てないとはいえど、来年の活動に繋ながる活動ができたことは、チームとしてよく頑張ったと言えるのではないか、と個人的には思ってます。僕自身、ここ3年間でのチームの成長というか、活動の変遷が蘇りなかなか感慨深い年となりました。
また、前述したように、チームの人数が大きく増え、様々な課題があり、乗り越えられたものもあれば、今でも残ってしまっていることも多々あります。
最近は部員が担当パーツの設計期限に間に合うよう奮闘しており、自分のことに集中する一方、なかなか周りが見えなくなってしまう時期でもあります。昨年度、“コミュニケーション不足”がチームの反省として取り上げられましたが、設計期だからこそ意識したいものですよね~。
また、組織で抱える問題というのは、なかなか一人では発見しづらいので、気付いたら遅かった...ということも無いようにしたいです。
個人的には、マイナーチェンジ等もあるので、来年のマシンがどのようになるのか、とりあえずパッケージレイアウトの完成が楽しみです。
北海道は例年に比べ暖かいですが、怪我無く事故なく病気なく頑張っていければと思っています。
これからも応援の程、部員一同お願い致します。
関係ないのですが、最近食べた黒ニンニク味噌ラーメンです。
寒い夜にはやっぱり温かいラーメンが最高...

2019.12.16
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こんにちは
生粋のミーハーなのでそろそろオリンピックが気になり始めた2年の濱﨑です。
さて私は日頃から、フォーミュラよりも学業よりも金欠と戦っているわけですが、そんな私が昨晩いたのは、とあるホテルのダイニング・カフェラウンジ。その理由は、ついに最後の晩餐と腹をくくった...のではなく、弊チームスポンサー様であります、十勝スピードウェイ様の「2019Serries AWARDS&X‘mas Party」にご招待いただいたからなのです!

(主催者気取りで撮らせていただいた写真)

(↑失敗した眉毛をいじられた後の写真)
本パーティでは2019年度十勝スピードウェイ様にて行われた各シリーズに参加された方々や関係者の皆様が130名ほど来られており、各シリーズの表彰式並びに抽選会が、おいしいお料理と共に行われました!(お料理は食べるのに夢中で写真を撮り忘れました。猛省します。でもおいしかった...)
抽選会では参加した2人とも、ちゃっかり景品をいただきました!(景品の写真は他部員からねだられそうなので割愛)
また会の途中では、なんと我々FHTメンバーもステージに呼んでいただき、活動についての紹介もさせて頂きました!

(↑いつになってもやっぱりゴリゴリに緊張している眉毛失敗した濱﨑の写真)
その後も参加されているたくさんの方々とレース、車づくりそして学生フォーミュラについてお話させていただき、非常に多くのことを学ばせていただきました。
また弊チームの活動についても多くの方々に知っていただくことが出来ました!
おいしいお食事(何回言うのか)、貴重なお話、そして学生フォーミュラの告知等、まさにいたれりつくせりの時間を過ごさせていただきました...
十勝スピードウェイ様、この度はこのような機会をご用意いただき誠にありがとうございました!
このパーティを燃料に、学生フォーミュラ、そして来年のオフィシャル活動も頑張ります!!!
2019.12.15
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こんにちは、パワートレイン班2年の寺林伊織です。
自分は電装担当なので、ここ数日は配線図を書いています。
過去の配線図を少し修正するだけのつもりでしたが、拡張子が対応しておらず1から書き直しです...。
なかなか思い通りにいかないものですね( ´ー`)
配線図は今週中に完成させなければなりません。(本当は先週の土曜までに完成予定でした...。)
ですが、それが終わればなんと...今週末はFHTメンバーでスキーに行く予定ですっ!!
私は道民ですので、マウントを取りにいく予定でしたが、案外道外の方もスキーに馴染みがあるようで...
まぁ楽しければ良しということにしましょう!笑
FHTに入って半年ですが、合宿から始まり、たこ焼きパーティー、お好み焼きパーティーなどのイベントがありました!
今月には忘年会もあり、鍋パの予定も...!?春には、北大文化「ジンパ」が控えています...!(多分)
設計時期は仕事量が多く辛いかもしれませんがイベントがあると乗り切れますね!
とりあえず、スキーを楽しみにしながら、体調を崩さない程度に配線図を頑張ります。(実はCADの締切も近いことは内緒です)
2019.12.11
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こんにちは、マネジメント部門2年の神谷です。
もう年末かと思うと時間の流れは早いなあって感じですね。
チームは全設計終了を目前に控え、各々が担当パーツの設計に取り組んでいるところです。
さて、活動報告ですが、自分は設計に直接携わっていないので、
マネジメントらしい活動報告をしたいと思います。
スポンサー様との交渉から、部費の管理、プレゼン制作など多岐にわたる活動の中で、
本日は、会計管理について話したいと思います。
正確な額をのせるのは控えますが、弊チームでは年間3桁万円の予算を管理しています。
その多くが、スポンサー様からの、金銭・物品支援によって占められています。
それを学生という身分で管理していくことには、やりがいを感じる一方で、重圧も感じます。
会計シートの導入など、試行錯誤しながら日々活動してはいますが、
想定通りに行かないことのほうが多く、常に不安を抱きながらの活動です。
ただ、貴重な経験をさせていただいていることは間違いないとも思います。
このような環境に身を置くことができることを前向きに捉え、
より良いマネジメントができるように精進していこうと思います。
2019.12.07
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